新月の夜。 背の高い、石造りの住居が左右にそびえる狭い道。 ゴツゴツと角ばった石畳が目立つ小路に一人の少女が立っていた。 深く、底見えぬ闇を思わせる紫。限りなく漆黒に近くありながらしかし黒ではない紫のマントを身にまとい、僅かに裾からのぞく足元…
突然ですが……。しばらくCubeはお休みになるかもしれません。 いや、それほど深刻な事態がおこった、とか言うわけではないんですよ? ただ「暁の〜」に熱中しすぎたというか、勢いで書き出したほかの作品にも手をとられがちというか……。 身も蓋もない(これっ…
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