2006-01-24から1日間の記事一覧

其之八拾七

(いつまで待たされるんだろ) 凛がつるされた部屋の中。彼女と背中の磔台以外には何もない。はじめこの部屋にいたあの女も少し前に出て行ったきり戻ってきていない。 別にこうしている事がどう、というわけではなかったが、ただ吊るされて待たされるという…

其之八拾六

「落ち込んでいる君に最高のプレゼントだ。どうしてあいつはお前にそのことをこれっぽっちも話さなかったと思う?朋が現れて自分が追い詰められる中、助けを求めてもよさそうだとは思わないか?」 「それは……俺に知られたくなかったから…」 (そりゃそうだよ…

『初め良ければ、かなり良し』

こんな時間にネットサーフィンしていて見つけたのがこの台詞。文章をそのまま引っ張ってくると…… 『終わり良ければ全て良し』などという格言は、小説の場合、適応されません。 『初め良ければ、かなり良し』です。 とまあこんな風に。ラノベを書くに当たって…