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テストが終わってご機嫌なerinyesです。
二日からちょいと遠出したりで八月は結構忙しそうなんですが、まあ忙しいとわめいてもしかたない、ということで、今日は家のリビングで映画鑑賞に勤しんでいましたとさ。
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テレビでやってたのを録画しておいてあったぶん。これはシステム化社会へのアンチテーゼと言うことでいいんですかね? 機械の敵を打ち倒したつもりでもなお自分がとらわれている機械の世界が現状で、でもそのなかに部品のようにして組み込まれているどこかに、まだ人の心はあるはずだ、といったところ。なんかしらの意味を意図的に読みとろうとしてみないと、機械伯爵を倒すために機械の体になるはずだったのに、生身のまま倒せちゃってるし、生身で立ち向かう事への躊躇もないし……、とつっこみたくもなってしまうのですが。最後に、メーテルイイ!
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どうせ新のほうをみるならということでこちらも。まずは、一徳さんがわかい! ビックリした。あと所々の演出がホラーっぽかったですね。まあ、自分の理解を超えて時間が行き来するっていうのはある意味ホラーではありますが。やっぱり、実写でああいう設定をやってしまったせいでしょうか、どうにもB級っぽさが気になりました。なんというか、いまいち一本筋が通ってない感じもあって、正直好みじゃないなぁ、と。
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で、打って変わってこちらはアニメーションながらのおもしろさが遍在してますね。時々過剰表現なところがある気もするのは事実ですけど。おばさんが感じ良すぎる。というか旧版主人公と同一人物なんですかね? そうなるとなんで博物館に行るのか謎ですが。
以下新旧比較しての感想になりますが、やっぱり新版いいですね。あんな、ある意味トンデモ設定でやるんならこれくらい全力疾走してくれた方が絶対面白い。旧版は最後の最後で主人公蚊帳の外におかれちゃったけど、こっちは主人公最後の最後まで駆けてるし。というかそれがおばさんのいう二人の差なのか。それだけ全力疾走してくれたおかげで、ラストシーンにいたったときの気分の良さも旧版より圧倒的にこっちが上。また日常シーンもいかにも高校生。高校卒業から一年も経ってないくせになにを、とか言われそうですが、高校生活の楽しさと大学生活の楽しさって絶対違うと実感してるし。男女共学の差とか、中高の別の有無とかも関わってくるだろうけどっていう認識はありますけどね、それでも、なんかこう、懐かしさが。というわけで、今日みた三本の中で一番の大当たりだったため、客観性など忘れ去っての大絶賛でお送りしました。
そして、秒速5センチメートルの時同様、こう気に入った作品見せられるとその主題歌も気になってしまうもので。
今度買うなり借りるなりしよっと。