図書館で……

図書館で借りたり古本屋で買ったりすることは間違いなくその作家の寿命を縮めます

Missingあとがきの甲田学人先生のお言葉。
いやあ……耳が痛いです。ええ、分かってますよ?だから僕も、せめて新刊の文庫本や新書程度はなんとか本屋で買っています。でも……、あれですよ。既に3、4巻以上出ちゃったようなやつとか単行本は……高校生の小遣いでそろえるのは厳しいんですよ。ですから、Missingはもう許してください。断章のグリムはちゃんと新刊で購入していますので……。

ところで、甲田学人先生といえば、最近Missingを読みすぎて微妙に感化されつつあるような気がします。て、言うよりですね、ああいう風に何かを元に書くのも面白そうだなあ、と。とりあえずギリシャ神話についてはそれなり(ギリシャ神話検定64点だったかな?『そこらのヨーロッパの人よりは物知り』みたいなこと言われたような)なのですが、あれネタで、というのはどうにも思いつかない。伝説とかにはまるで知識がありませんし。とか言いながら、ブックオフで100円だったのをいいことに『東欧怪奇紀行』(みたいなタイトル;)とやらを買ってきてみたり……。
で、今日の古文の授業中にふと思い出しました。聞いたことあると思うんですけど、「かごめかごめ」っていう童謡、あれが実は怖い話だっていう話、聞いたことありませんか?その解釈自体はあくまでいくつかある解釈の一つで、他にも遊郭の話だとか、どこかで見かけたのでは地蔵遊びから転じた歌だとかあったと思うんですが……。それでですね、こういうののネタで書いてみるのも面白いんじゃないかと、思いました。……ただ、何かを元ネタに、解釈を加えた上で……っていうのはどうにも甲田作品のイメージが僕の中で強すぎるので、かぶらないように(無意識にパロディーチックにならないように)しないとなあ、とは思うのですが。
いやあ、本格的に書く、という行為を停止するだけでこんなにいろいろ話が思いつくとは、正直思いませんでした。他にも二つほど、まだ具体的ではないものの浮かびつつある話がありまして……。フフフフフ

………
…………
さて、『ねこまた』についてですが、今回はどう考えても前回の続き(新たに番号を振る内容では無い)だろうということで、ナンバリングはこのようになりました。では、短いですがどうぞ。
(早めに続きをアップしたいところなのですが、しばらく無理っぽいです;)