人の命は有限だけど、想い出は無限なの。
「人の命は有限だけど、想い出は無限なの。人の心の中でなら、人は永遠に生きていられる」
今回はF(エフ)より。
いえ、昨日ようやく読み終わって、今はF2を読んでいるのですが。
なんというか文章が特異だったり独特だったりするわけでもなく、むしろ単純な地の文で出来ているんですが、それだけに逆にややこしくなってます。読むのに少し疲れるので、途中で嫌になる人もいるかもしれません。
感想は……なんともいえませんね。僕自身があまり咀嚼しきれていないって言うのもあるのですが。僕なりにいうならば全体を通して「死」の定義、命の価値とはいかなるものか、っていうのを書いている、って事にでもなりましょうか。そういう目で見ると一応まとめられているのかもしれませんが、なんというか山が低くて物語としての盛り上がりから終結へ……みたいな流れに欠けるような気がします。そういう意味ではF2に期待、といったところでしょうか?
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さて、ようやっとCube〜7〜が完結しました。とりあえずどうぞ