ちょっとおもったこと

核問題。イラクはちょっと可哀想。アメリカは言ってることに筋が通っとらんと思いますわいな。自分達だけ核、しかも爆弾を独占(寡占)してるくせに、ほかの国に核を作るな、持つなっていう権利があるのか。
そもそもその権利の裏づけになってる国連、安保理だって第2次大戦中に連合国側で作った決まりに基づいているわけで、突き詰めればどこかしらで彼らに有利になっちゃうんですよね。世界の正義となる組織事態が義ならざるものに裏打ちされている、と。
とりあえずアメリカは本気で正義を貫くつもりがあるんなら核のスイッチを国連の元に置き、自身の自由で使える核戦力はなくすべきでしょう。あ、ミサイル防衛システムもそうか。あれはつまり、アメリカだけが自由にミサイル攻撃ができるようになる、って言うわけで、アメリカサイドにいない国への脅迫みたいなもんだと思うんですよ。
(ここまでの内容はいまいち考えがまとまってないのでまた書くかも)
でも、イラクもちょっとおばかだと思います。それが正しいかどうかを別として、今の世界でアメリカに真っ向からぶつかったって勝つ見込みは無いわけで。とりあえず圧倒的に不利な立場で向かい合ってる相手に自分から喧嘩売ってどうするねん、っていう。ねえ?

それと教育基本法改正について。自民が「国を愛する」、公明が「国を大切にする」でどちらにするかもめてるらしいですが、僕に言わせりゃそもそもそのフレーズ自体要らないだろうと。いいじゃないですか、一つくらい自分の国にとらわれずに客観的に見ている国があったって。今であっても対中、対朝問題でいろいろうるさいのに(嫌韓流とか大人気でしょ?)、これ以上過熱要因を育ててどうするのか。喧嘩したってしょうがないんだから、隣の国とぐらい仲良くしましょうよ。向こうが喧嘩売ってくるならなおのこと、それを受け止めて消し去るだけの穏やかさを持たなければならないと思います。国も人も。もちろん普段の人間関係でもね。
しかしそれにしても、(名前忘れたけど)なんかいま話題の電化製品に関する法案とか、人権擁護法案とか、最近の政府の法案ってどこかしら過激な節があると思います。郵政民営化にしたって、なんでそうまでして完全資本主義をめざすのか、と。いや、目指すぶんにはかまいませんよ?でも資本主義って自由に競争ができる反面負ければどこまでも落ちていく可能性に満ちているわけで。どうせ将来格差が開きすぎたらどっかで修正しなきゃならないんだから、今のうちから何か手を打つべきだと思います。民営化自体には反対しないけどね。
電化製品のほうだって、中古品をあつめて検定しなおせばリサイクルだって出来て環境にも良いんだし、人権擁護法案だっていま懸念されているような問題が起こらないようにもっと細かく制度を定めれば良い。法律っていうのはそうやって作られるものだし、それが出来ていない法律はそもそも法律と呼ばれるべきではないのではないでしょうか?

と、まあ玄米茶片手にアーモンドをつまみながらこんなことを考えていたわけです。


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ま、僕みたいな小市民がこんなとこで書いただけじゃあたいした進展は無いんでしょうけどね。でもそれ以上のことをする勇気もやる気もないからせめて「やらないよりは」って書く。そんなもんですよ。いまだってこんなことを書けばよけいに見苦しくなるってわかっててなお書いてるわけですし。なにがしたいんでしょうね?