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『ばいばい、アース』文庫版全四巻ついに読了!
ばいばい、アース 1 理由の少女 (角川文庫 う 20-1)
- 作者: 冲方丁,キム・ヒョンテ
- 出版社/メーカー: 角川書店
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ばいばい、アース 2 懐疑者と鍵 (角川文庫 (う20-2))
- 作者: 冲方丁,キム・ヒョンテ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/10/01
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- 作者: 冲方丁,キム・ヒョンテ
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- 作者: 冲方丁,キム・ヒョンテ
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話の筋としては実存主義の物語、ってとこでしょうか。最初と最後の八つ手さんが典型でしょうか。あと、特に一巻と四巻で顕著なことですが、集団戦闘でここまで燃えて、しかも綺麗な作品、僕の中では初めてかも知れません。ヴェートーベンのくだりなんてもう……。
ただわからないのは、結局聖灰ってなんだったの、っていうこと。あそこまでいろいろ練り込んだんだからただの魔法の道具って言うわけでもないと思うんだけどなあ。ニドホッグがなんであるのか、は最後のところで種明かししてくれたから良かったんですけど。
ともあれこれで積ん読にある小説は全部消化しましたね。いやあ、長かった。あとはちまちまtruth in fantasyを読んでいきましょうか。