例のごとく

“本の姫”は謳う〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)

“本の姫”は謳う〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)

読了。文庫を読みなれると、このサイズの本は一目見ただけでは分量が推し量れないんですよね。その分読んでるときの感じ方が素直に体感分量として現れる、と。その点ではいいほうなんですね、やっぱりこれ。全四巻というだけのことは会って、なんとも中途半端。しかも『ネシャンサーガ』等々のように、視点が全く異なる環境下にある二人の間を行ったり来たりするので、その本全体の中途半端さには拍車がかかっている気がしなくもなかったり。(せっかく例に出したのですこし比較すると、ネシャンでは地球(だったよね?)側の主人公が向こうの主人公を補佐するような役回りであったから一巻だけでもある程度まとまって見えたのですが、これは今のところ主人公同士の人間的な関係性も見えないのでなおさら、ね。)しかしそれでも読むのが苦痛になるわけでもなく、『煌夜祭』を知っている身としては今後に期待といったところ。多分『煌夜祭』のキャラクター描写を増やして全体量が増したら、やっぱりこんな風にちょっととりとめのない部分はできるんだろうなあ、とも思いますしね。


さてさて、私事になります。
この間というより昨日ですが、受験生生活も完全に脱出したということで、久々に友人と剣道部に顔出してきました。しかし、なんですか、あれはやっぱりきついですね、久々だと。もう、途中で腿は痛くなる、腰は痛くなる、終いには腕まで堅くなってくる始末。や、もちろん久々で力んでる自分が悪いんですがね。家でも木刀ばっかり降ってたもので、竹刀握る感覚がむしろ新鮮だったり。ああ、あとあれは確実に痩せます。受験勉強でしばらく剣道を離れていた、という僕のような人が他にも居るようでしたら、ためしに久々に道場に顔出してみてはどうでしょう。掛かり稽古を今の体力でできるところまで、位に妥協しても、終わった頃には何かからだが軽くなったような気がするはずです。

あとは、あれですね。大学の入学手続き。第二外国語の選択に悩む悩む。他にも書かなきゃならない書類はありますし。昨日の練習の疲れと相まって、今日もワードを開いて続きを書く余裕はなさそうです。
大体ね、入学前にTEFゲフンゲフン。ベタな誤魔化し方の上に字面からしてどこかやる気のない感じが伝わってきますが……。まあこれで「同志」と思った方、四月から宜しくです。