気まぐれブックレビュー
さて、昨日ブックオフで手に入れました「紅」(スーパーダッシュ文庫)と「リバーズ・エンド」(電撃文庫)を昨日からの2日間で読み終わりましたので、簡単なレビューを。
まず「紅」
良いです。少なくともたまたま見つけて買ったにしては拾い物。ヒロインの紫が7歳のわりには随分大人びていたことが気になりましたが、まあ無視できる範囲かと。真九郎(主人公)の周りの女性陣も良いキャラしてるし……。
なんでも同作者の「電波的な彼女」と同じ世界での話らしい(こちらの主人公の仕事上の先輩が、「電波的……」の主人公の母親かと)のですが、なるほど、確かに頷けます。世界観がすでに出来上がっているおかげできれいにまとまってる。というかこの話もまだまだ続きが読みたいなあと感じるくらいです。
こういう単行本1冊のラノベ全般に言えることではありますが、どうしてもある程度短くしないといけないから一つの事件が起こって解決しておしまい、っていう型にはまっちゃうんですよね、どうしても。そのせいでせっかく面白いのに続きがない……っていうすごく口惜しいものもちらほら。是非こちらもシリーズにしてほしいなあと思いました。
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