2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「……ま、そこであの二人に言わなかったのは正解ね。わが弟ながらいい判断だわ」 話を聞き終わった後で、満足そうに巴が言った。 「あの……徹も言ってましたけど、そんなにご両親って厄介なんですか?」 徹の後ろで、床に座り込んで話を聞いていた凛が巴に聞く…
久々に学校で少しも寝ないで過ごしたら今日はやけに眠いです。久々に日付が代わる前にねませうか……
「え?だって……ここ徹の部屋だよね?」 なんで?とでもいいたげな顔で凛が言う。 「いや、まあ大体の予想はつくんだけどさ……」 (どうせサークルで飲んできたとかだろ……) 横目で自分の布団に寝ている女の顔を見ながら徹は頭をかく。 「とりあえず俺飯食って…
「桃色ナビゲーター」さんに仮登録してきました。とりあえず看板をあちこちに出しておこうという魂胆で。そういえば別の作品書きますって言っておいてまだ書いてないな……。そろそろ手をつけないと、「そう君」は元サイトの方でそろそろ完結しちゃうし……。が…
同年 9月18日 午後5時 「今日はここまで!お疲れ様〜」 練習終了を告げる声がテニスコートに響き渡る。だが、その声はいつものそれとは違った。 「先輩もキャプテン代行お疲れ様です」 その男のそばにいた部員の何人かが彼のもとに駆け寄って話しかける。 「…
「♪ふっゆっがっはっじまるよ おおっきな〜ま〜どを〜あけて〜」 というわけで、今日ついに木枯らし一号が吹いていよいよ冬らしくなってまいりました。冬好きにとってはこの上なく嬉しい限りですね。あとは一緒にいられる女の子でもいりゃ良いんですが、贅沢…
同日午後2時45分 教室の中に、一日の最後の授業の終了を知らせるチャイムの音が鳴り響く。 それとほぼ同時に、学校中がワッと騒がしくなり、どの教室からも例外なく椅子を引く音、筆記具をしまう音が廊下にあふれた。それは当然徹の教室でも…… 「徹、徹って…
あふう…。昨日は更新できませんでした。眠い目をこすりながらブラックキャットとローゼンメイデンが始まるまでパラダイスキスを見ていたので。 最近深夜アニメを見るようになってから急激に自分のキャラがそっち系に流されつつあります。ほどほどに自粛して…
「そうか、たまたま家に入ったら春日と……」 「はい、バッタリ。最初に会ったときの徹ったら怖かったんですよ?」 「……(モグモグ)」 やっと昼食にありついた3人は、和気藹々としながら食べていた。いや、正確には話していたのは芹山と凛だけだったのだが。…
本日、MEGURI-NETから登録完了報告が来ました。これで少しは人が来てくれるといいな〜、なんて。 前にも書きましたが、見てくれた方は是非コメントを一つ残していってくださいませ。よろしくお願いします。それと、もうじき「そう君」以外にもう一つはじめよ…
… …… ………時をさかのぼる事3時間。9月1日5時12分 「せっかくやりたいことが山積みだったのに……もう学校か…」 自室の戸を開けながら悪態交じりにつぶやく。 いい加減声にならない怒りを何かにぶつけるのも飽きたので、もうそれは考えないことにした。そもそも…
今日思ったこと。日本は「子供の権利条約」に加盟しているくせに、同じような内容の国内法を作らないのはおかしいと思う。それどころか少年法なんて子供の権利条約と矛盾しまくってると思うし。そんなことを考えてました。 あとこれ(http://146.progoo.com/…
「はい、おはよー」 徹と凛が教室についてから程なくして、教室に芹山が入ってきた。と、同時に教室に女子の黄色い声が響く。 運よく凛を隠したまま教室にもぐりこんだ徹は、凛を自分の机と壁の隙間に隠して祈るようなつもりで座っていた。 「えー、早速です…
……とくになんもないっすね〜。ってことで今日は「そう君」のみです。
同年 9月1日 朝5時30分 まだ眠気の残る早朝。まだ夏の気が残っているのか、部屋の窓から外を覗くと思いのほか明るい。 そんな中で、一人の人影がむくりと起き上がった。 「おい、起きろ〜」 部屋の床に敷いた布団の上から起き上がった徹は、眠い目をこすりな…
いやあ、徐々に肌寒くなってきました。今日は雨まで降ってるし。どうしたってアンニュイにもなるってもんです。ああ、マッキーの昔の曲が身に沁みる〜。 「せっかっいっでいちばん〜すてき〜なこい〜をしよ〜よ〜」とか「はなしをきりだすじゅんばん〜ゆず〜…
二週間後 8月25日凛の上達ぶりには目を見張るものがあった。 まだまともに教わり始めて2週間しかたたないというのに、4月からテニスを始めた中一を楽々追い抜いてしまった。 ちなみに、彼女の住み込みは今のところ問題なく続いている(はずだ)。最近は、徹…
「ちっ、久々の体ってのは重いな……」 ぼやきながら体にまとわりつく埃を払い、足元のコードを掻き分けながら俺は部屋を出た。 しかしそれにしても念のため点滴をつないでおいてよかった。それでも今ふらついているというのに、もしもそれすらしていなかった…
そろそろやらなきゃいけない課題がたまってきてヤバイな〜、という今日この頃。実際やらなきゃいけないのはわかってるんですけど、気が進まないんですよね。ハア……やらなきゃ。
「ヒュ〜♪」 徹の口笛が風に運ばれて心地よく響く。徹は愛車の後ろに凛を乗せて、家の前の下り坂を滑り降りていた。 上るときには地獄かというこの坂も、下り降りれば真夏は天国だ。炎天下のこの坂を、ブレーキを一切かけずに下り降りるのが真夏の醍醐味だと…
う〜む。今日は別のところで「そう君」の更新をしてたら遅くなってしまいました。こちらには修正版の公開だけにしますね。特に今日は何もありませんでしたし。
同年8月11日 朝6時05分26秒ぺチ……ペチペチ… (なんだ?) その日、俺は何かが頬を打つ感覚で目を覚ました。 「………」 まだ重い瞼をこすりながら目を開ける。と…… 「おはよ」 言葉通り目と鼻の先まで顔をつき合わせて、凛がにっこりと微笑んでいた。 「……なに…
今日は色々あって疲れましたわ〜。いえ、剣道の練習試合に行ってまして。やっぱり7時間も寒い体育館の中で気を張り詰めてると疲れるんですよ。それでは本日分行って見ましょう。
その日の夕食は、いつに無く食事に集中できなかった。なにせ、目の前にいる相手に隠し事(しかもかなり大きな)をしているのだから、どうしたってこっちは気まずくなる。まあ当の両親はそんなことも知らないので、ごくごく普通にしていたのだが。 ……え?なに…
今日はキャライラストを一気にアップします。といってもスキャナを持っていないので、色鉛筆画をデジカメ撮影ですが。ペイントで塗りなおしてもいいのですが、そういう根気はないもので……。ではどうぞ。 続きはリンクのフォトライフからどうぞ。 あ〜、って…
――春日宅 …… 「……で?お前は誰で、なんでうちの玄関なんかにいたんだ?」 ころあいを見計らって、徹は少女に問いかけた。 「……(ムグムグ…)」 (にしても……) 徹の声が聞こえているのか、いないのか、黙々と口を動かす少女を見ていると、どうしてもそのすぐ…
「む?」 振り向いた少女の顔を見て、徹は再び言葉を失くす。 (かわいい……かわいいけど…食パン銜えたままってのはどうなんだ?) 徹がどうでもいいことで言葉を失くしていると、少女は俺に見つかったことに危機感を感じたのか、そそくさと立ち上がると徹を…
やばいです。本当に、予想以上に悪い……。…… ……… ……考えてると言い訳がましくなるので、考えることは止めました。期末でがんばりましょっと。さて、それでは続きです。